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桜の季節が めぐってきました。

この着物

結婚式の時に 振袖に仕立てたものを

その後、袖丈を短くして ここ数年 毎年着るようにしています。

ものすごい倹約家で厳しかった母が

私のためにデザインを考え

細部にわたる色付けまで すべてを決めて注文した オートクチュール。

親元にいる間  好きな服を買う事を許されず

母の若い頃の服を着て 周りから浮いていた時代遅れの私。

母の結婚式に対する強い思い入れが 重たくて…

楽しいはずの結婚式の準備も 本当にしんどかった。

しかもこの着物の仕上がりは

母にとって満足のいくものではなかった という落ち。

 

さて 結婚式の時は

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白金の古典的な帯を 変わり結び

帯揚げは 白い絞りで

(なんと襦袢は 紅色 ^^)

髪型は 長い髪をばっさり ボブスタイルに

今と違って ちゃんとお化粧もしました。

コーディネートは すべて母の好みで。

 

年月は十数年… 流れ

自分で着物が着られるようになって。

 

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昨年は 泥染め いぶし銀の帯

帯揚げは 淡い桜色で こんなコーディネート(自分流)

 

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さて今年♡

 

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おおきな お月様

春の宵 夜桜‥

 

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透明度の高い 水色の帯揚げで

こんなコーディネート

 

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自分の中で

好きな世界が 花開いている喜びを そっと感じました。

(年月が流れても 私にはずっと重い着物でしたから)

今までは思いつかなかった 組み合わせ。

まだ無難な組み合わせ(着物の格を気にして)しかできなかった

これを選ぶ 勇気‥というか。

今年は なんとなく気持ちに馴染み

顔映りも しっとり年相応に?艶やかで^^

この着物を少し 楽しめる自分になっていることが嬉しかった。

 

着られる時期が限られる そういう意味でも贅沢な着物。

 

そして

季節がめぐるたび そっと 初心に帰るのです。

あの頃の私 そして私たち夫婦の始まり

袖を通せば 結婚記念日よりずっと リアルに当時が蘇ります。

 

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写真ではうまく写りませんが

利休鼠のしっとりした光沢が なかなかに艶やか ♪

 

そうだ

なんで桜だったのか 母に聞いてみよう

母はスケッチブックに 色々な桜を描いてデザインしていました。

この着物に込められた母の想いを

ようやく受け入れられるようになった ‥ かな。

 

帯は リサイクル品

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